みらクルTV 今日の番組

210103 新年のご挨拶3

 今日で三が日が終わりますね。
 良いお天気の、静かな正月でした。
 地上は、日本も米国も大変な事態です。

◎昨年10月まで、僕は「トランプは変な人だ」と考えていました。
 親しい友人も、タクシーの運転手も同じ意見でしたから、あなたも同じだと思います。
 粗暴だ、知的でない、思慮が足りない、人種差別的だ、攻撃的だ・・・。

 しかし、彼がそのような人間であることを、なぜ僕たちが知っていたのでしょうか?
 トランプ自身が話す姿を、僕たちは多分、一度も聞いたことがなかったはずです。
 その代わりに、僕たちはテレビや新聞の報道にずっと接して来ました。
 僕たちが記憶するトランプ像、「どこかで聞いた話」はメディアが報じた情報です。 

 次をご視聴いただくと、別のトランプを知ることができます。
 穏やかな、良い動画なので、ぜひご覧ください。
◆トランプ34歳のインタビュー(1980年)
◆戦没者追悼記念日のスピーチ(2018年)

◎一方、CNNというテレビ局の社長は上級幹部に次を指示していました。
 「トランプをまともでない人間として報道すること」
 「バイデンファミリーのスキャンダルを報道しないこと」

 本当かどうか、次をご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=fT266L8ql7A (2020年12月6日)

 SNSもまた、twitterやfacebookは大統領の投稿をブロックし、YouTubeは不正選挙に触れた動画を次々に削除しています。
 信じがたいことですが、報道機関自身が言論統制を行い、不正な報道をしていると考えざるを得ません。
 僕たちは、「事実を知らされていないという事実」に気がついていなかったのです。

 昨年の討論会では、「もし(僕が言うことが)事実なら、テレビや新聞で報道されるはずだ」というご意見がありました。
 まさに、ここが議論の核心であり、メディアが持つ影響のすさまじさがあります。
 知的で批判力を持つ方々が、大手メディアだけは無防備に、無批判的になってしまっている。

 言論、報道の自由と公正な選挙という、自由と民主主義の根幹、空気のように当たり前の仕組みが崩れようとしていると僕は考えています。
 怖ろしいことです。
 僕にとっては、防災も福祉も、音楽も囲碁もみらクルTVも、人生そのものが民主主義の基盤あってのものです。

 異常な事実から目をそらし、日常性の延長でとらえて安心する傾向を「正常性バイアス」と言います。
 2011年の大震災と原発事故以来、僕たちは「二度と想定外という言葉は使わせない」と公言してきました。

 いま、問われているのは、僕たち自身が正常性バイアスに陥っていないかどうか?
 想定外どころか、広く指摘されている事実から目を逸らしていないかどうか?
 長年、慣れ親しんできた思考や信念が、正しかったのかどうか?

 僕の感じ方、意見が絶対に正しいとは考えていません。
 異なる意見があって当然だと思います。
 大いに議論したいと思います。

 最後に、ある国の幹部の講演動画をご紹介します。
 内輪の集りで気が緩んだのでしょう。
 率直にというかあけすけに、米国の事態を語っています。 
 動画は流出して拡散し、その後、削除されました。https://www.youtube.com/watch?v=gTcWNnYltaU&t=1s

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